きっと大丈夫

昨晩、テレワークが終わり薬局にお風呂の洗剤だけ買いにいった。

レジに行くと、なんとなく知っている雰囲気の女性。

名札を見て姉の同級生だと気づいた。

確か眼鏡店に就職して店長とかしていた時期があったのを覚えている。

何か事情があって辞めたのだろうけど、人生はいろいろあるものだ。

姉のように家庭を持ち子宝にも恵まれて普通に過ぎていく人生もあれば、俺などは離婚して子供もいないし、その後も一人で婚期を過ぎてしまい、会社では昇進が遅い上にパワハラ上司の下で毎日潰されないように生きる人もいる。

姉の同級生も名札を見る限り一人だと思う。
人生とは不平等なものだから、理不尽に感じることもあるだろうなと思いながら、薬局帰りに歩きながら思った。

でも、この寒さの中でも住む所があって日々の生活が送れているだけでも幸運なんだと自分の中の傲慢さを反省した。

昨晩も持仏や御札にお経をあげた。

お経には不思議と力がある。

唱えると唱えないではだいぶ違う。

何が?と思われると思うがだいぶ違うのだ。

お釈迦様は必ず見ていて何かあれば守ってくれている。

目に見えないだけなのだ。

西遊記孫悟空と一緒で我々はお釈迦様の手のひらの上にいる。

母親が今日は病院に行く。80代の父親が病院まで同行する。

俺は両親に心配の種を残してはいけないと思っている。

だから、覇気を鍛えまくりチームリーダーとの戦いにも番狂わせで勝つつもりだ。

あちらは会社の精鋭部隊、俺は楠木正成公のように社内の悪党、下級武士にすぎない。

真田昌幸のように大軍を迎撃する。

仏様が味方をしてくれる。

だから、俺は一人ではないし、必ず守られる。