観世音菩薩は救いを求める者のところに現れ必ず助ける。
あらゆる者に姿を変えて救済を求めた人を救う。
そう教え説かれている。
私の家は日蓮宗だから、法華経のなかの観音経を読むが、その経文の中でもあらゆるピンチから救うことを誓われているのが観世音菩薩である。
我々が信じる神社の神や仏教の諸天部などに姿を変えたり身近な人に乗り移り口を借りたり、とにかく観音様はあらゆる手段で我々衆生の苦しみを取り除こうとしてくれる。
お釈迦様が我々には姿を見せないと説かれているのに対して観音様は我々の前に現れ、救済すると誓われている。
観音様はお釈迦様の化身とも言われているから矛盾は感じない。
また、諸天部や神道の神々など我々が信仰する神仏に姿を変えて救済もされると説かれる。
仏教自体も多神教のようで最後はお釈迦様に繋がる一神教なんだなと思った。
家に大黒天の持仏があるが、家でお経を読むときは自我偈だけでなく、観音経といわれる普門品も読むようにしている。
すべてはお釈迦様の化身である観音様に繋がるからである。
悪魔や悪鬼に取り憑かれた人は現世にはたくさんいる。
彼らは弱いものや真面目に生きているものが嫌いでいじめや嫌がらせを行う。
しかし、観音様は弱い者や真面目に生きている者が救いを求めた時にその声を聞きつけて救いに現れる。
だから、観音様を信じよう。
必ず何かしらの形で救われるはずである。