切り崩しに入る
Aがどういうスタンスで構えようが、ここが崩しどころと御本尊様の声がする
だから、一気に切り崩して、立ち位置のバランスを破壊する
幸いAもBも午後は打ち合わせがあり、係を離れる
この会議の出席をめぐってAとBで削り合えばよい
その間にどんどん動く
切り崩せ!
心の中で毘沙門天様がそう命じて来るのがわかる
少し膠着状態になってきた
誰に有利なのかもわからない
少しAにも力を発揮するチャンスが出てきた
調子に乗り始めたということだ
Bが敢えてAに隙を与えた意味はよくわからない
息切れし始めたのかもしれない
少し状況は変わりつつある
ここは5月に向けて動きを活発化させる必要がある
拮抗し始めた
これで良い
昨日の憂いから事が動いていたので、守備神仏様の見えないサポートのお陰であると感謝している
AもBも主導権を握るには問題が多すぎる
だから、俺が管理職になり係を回すべきだと考えている
お互いに正面衝突はしていないが、策を張りめぐらせている
この将棋のような争いもいつまで続くかわからない
ただ、今年はとにかく管理職になるチャンスを掴まないといけない
そんな根拠のない気持ちが異常なまでに高まっているだけだ
拮抗し始めた
執権政治にするためには専門役の野心をなんとかしないといけない
疲れが出る頃だとは思うが、現状、まだ余裕がありそうだ
一人勝ちをしようとするなら、阻止せねばならない
課長側にもう少し力を貸して、もっと拮抗させねば
鎌倉殿ではないが、完全に執権政治にするには専門役の野心は邪魔となる
鶴翼の陣のように囲みがかかってきてるが、鶴翼の陣はとかく勢いがある相手には突破されやすい
それ故に機会の喪失をさせていく
部長説明の機会を減らせばよいのだ
それにより、勢いを止める
露骨にはできないが、少しずつ課長の出番を増やしていけばよい
まずは感謝と供養
それから祈願
感謝と供養を大事にしないといけない
この世界には因果応報という法則が存在する
だから、功徳を積むことが大事なのだ
来世のためというのは当然あるが、今の人生の晩年を明るくするためにも功徳を積んでいきたい
供養も功徳を積むことになる
だから、供養のお経を読んだり、お祈りをするのだ
スピードは落とすな、されど焦るな
ただ中毒のようにやるのではなく、気持ちを込めること
それを忘れずに