徳を積んでから

昨晩、母親が「地方に飛ばされてもよいと腹を括りなさい」と言ってきた。

老齢の両親が心配で2年前に実家に戻ったが、会社の冷遇や激務が続き自分自身が疲弊しきった。

ありがたい言葉である。

離婚で元嫁と揉めた時も両親は味方をしてくれた。

母親は昨年の9月30日に心配停止で緊急入院して奇跡的に生き延びたが、心臓に機械を入れている。

前のように階段を登ったり、早く歩いたりすることもできない。

無理をして自分に気にするなと言ってくれたのだ。

自分はうちの会社が赦せない。

弱いものいじめを繰り返し、すぐに事実を隠蔽する。

俺などはセクハラ・パワハラで苛められていた新人の相談に乗っただけで、出向させられたり、出世コースから外されたりした。

本当に腐っている。

しかし、現世は修行の場、神仏になるために自分は生まれてきた。

神仏に少しでも近づけるように修行を積み、徳を積んで人生を終えたい。