正直に救いを求める

観音様に救いを求める。

それは駄目だという人もいる。

自らが観音様のように人々を救えるように祈ることが大事だと主張する人がいるのは知っている。

しかし、自分に余裕がなければ他人など救えない。

経文の意訳どおり、最初は素直に救いを求める祈りで良いのだと思う。

観音経を読み、観音様に救いを求め、救われていくうちに本当に大事なことに気づいていくのだと思う。

だから、俺は単純に救いを求める。

それは窮地にある人間でないとわからない感情でもある。

上からの立場で説法を垂れるのは簡単である。

だが、いま苦しい立場にない人には今にも潰されてしまう危機にある人の気持ちはわからない。

あがいても溺れるだけなのだ。

だから、自分は正直に救いを求める。

そして、結果はすべて観音様に委ねる。

結果については観音様に任せてしまう。

人間にはどうにもならない見えない力がこの世には働いている。

だから、自分ではどうにもならないことに対しては観音様にすべてを委ねることにした。

観音経の教えを深読みせずにストレートに受け入れる。

先ずはそこから。

南無観世音菩薩
南無観世音菩薩
南無観世音菩薩🙏